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Zope2.9がリリースされたので

Zope2.9がリリースされたので

手動でテストしてみた。

COREBlogはとりあえず動くものの,どうもZope自体がcontent-typeのcharsetにiso-8859-15を出力するらしく,Firefoxなどでは文字化けが起こる(試してないけどIEだと大丈夫かも)。なので,blog_headerあたりに

 <dtml-call "RESPONSE.setHeader('Content-Type','text/html;charset='+management_page_charset)">

のような行を追加して,COREBlogでセットしたcharsetを出力してあげる必要がある。

あるいは,zope.confのdefault-zpublisher-encodingを明示的に設定してあげるといいらしい。

トラックバック経由の知らせによると,アンダーバーでなくハイフンが正しい模様。というわけで修正しました(2006/01/10)。

他は特に問題なし(の模様)。

日本語化Zopeに含まれる,Zopeの管理画面を日本語化/国際化するZMILocalizerも試してみましたが,特に問題なく動く。Zope自体の変更になるべく追従できるように,とても泥臭く作ってあるのが功を奏している模様。まあしかし,テストは自動化しないとな,とつくづく思った。

さて,Zope 2.9ですが,Zope3の機能をいろいろ取り込んでいて,Zope3との融合が進んでいる模様です。去年のPyConでZope CorpのCTO Jim Fultonが言っていたことがだんだんと実現に向かって動き出しているようである。Zope3の軟着陸を目指そうとしているPloneコミュニティの動きとも符合しますね。

ZODBは一気に3.6になってDBTabが落とされている。FastCGIが正式にサポートされなくなっていたり,ライセンスがZPL 2.1になっていたりと言うことろがおもだった変更点かな。Pythonは2.4を使うようになっています。Windows版のバイナリインストーラが提供されたら,Windows上でZopeを使った(Unicodeを中心とした)エンコード変換がやりやすくなる。Python 2.4には,CJKCodecsが標準でついてきますからね。

ソースを見て,もうちょっと詳細に2.8との違いを調べてみたいと思います。

2010-08-27 04:38