誤解 : Pythonは教育用言語として設計された
by
ats
—
posted at
2009-12-15 17:48
last modified
2009-12-16 10:06
けっこう誤解している人がいるみたいなので啓蒙。
Pythonは教育用プログラミング言語として設計されているわけではない。
このことについてはGuido本人が質問に答える形で言及している。
To answer the question of whether Python was designed from theこことか,あとここ,またここなんかには,「ABCの影響」または「実際に教育用として使われている」ことを反映して「教育用」という表記が見受けられるが,「最初からそういう目的で設計された」というようなことは書いてないです。シンプルで使いやすいのは事実で,予約語なんてRubyより少ないし。
beginning with education in mind, the answer has to be negative. My
goal was to have a language that I could use for rapid application
development. The original slogan was "Python bridges the gap between C
and the Unix shell". However, I borrowed many ideas and features from
an earlier (not so successful) language, ABC, which *was* designed
with education in mind.
超訳:Pythonが最初から教育用として設計されたかという問いに答えるとすると,
「否」と言わざるを得ない。私の目標はRAD開発に使える言語を作ることだった。
元々のスローガンは「PythonはCとUnixのシェルの間を埋める」というもの。
もっとも,元々開発に関わっていたABCから沢山のアイデアや機能を拝借していて,
ABCはまさに教育用言語としてデザインされた言語だった。
実際,日本のいくつかの大学(早稲田とか日本文理大学とか)のプログラミングの講習にPythonが使われている。先生側からみた他の理由もあるみたいだけど。
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の予約 *後* は *語* の間違いでは無いかと思す。
修正しました
ありがとうございました:-)
おや,失礼しました。
増刷の機会があれば,修正させていただきます。
また,正誤表に追加しました。
http://coreblog.org/ats/stuff/minpy_support/errata_2nd
ご報告いただきありがとうございました。