microneを作ってみたのだけど，もうちょっと実践的なアプリを作った方がいいかな〜，と思ったので，画像掲示板を作ってみた。microneimageboardといいます。Twitterアカウントで認証をし，画像を投稿できます。
使い方
ここからブートストラップを取ってくる。
buildout.cgfの50行目あたり，「aha」「aha.plugin.microne」「aha.plugin.twitteroauth」を消して，「aha.application.microneimageboard」に置き換える。また，app/application.pyというファイルを消す。
「python bootstrap.py」を実行。その後，「bin/buildout」して，環境を構築。
Twitterのアプリを登録。Application TypeはBrowser。開発時はCallback URLを「http://127.0.0.1:8080/oauth」などにしておくとよい(もちろん，デプロイ時には変える)。consumer keyなどをapplication.pyの14行目「initConfig(app, ...)以下に埋め込む。また，app.yamlの「handlers:」の行の直下に「- url: /asset」と「static_dir: asset/」という2行を足して，cssを読み込ませる設定をする。
あとは「bin/dev_appserver app」で開発サーバを起動。Webブラウザで「http://localhost:8080/」にアクセスすると，開発環境のアプリケーションにアクセスできる。
microneやaha，プラグインを微妙に機能強化した。特にmicroneは，キャッシュやセッション，cookieを扱えるようになったり，リクエスト，レスポンスなどのオブジェクトをテンプレートに暗黙に渡すようになったりと，いろいろ機能を追加した。コードにドキュメントを足したりもした。
microneimageboardを作っていた時間は2時間くらいかな？ モデルとかコントローラ全部一つのファイルにベタッと書いて，docstringとかかなり真面目に書いて，行数は170行弱。App Engineにデプロイすれば簡単に画像掲示板が立ち上がるし，閲覧/投稿できるユーザを制限したりといった改造も簡単なはず。とりあえず画像の並び順にソートが掛かってないので，そのあたりから直すといいかも。余裕があればページネーションを追加したりしてもいい。
また，microneを使ってどんなことができるのか，どう使えばいいのかを知るためのサンプルとしても使えるかも。
Have fun :-)。
