Twitter検索してたら「ジャニーズJrの阿部くんって子がみんなのPython読んでるよ」っていうTweetを発見。「マジか? ホントだったら著者として超自慢できるやんけ」と思ったので,インタビューが載ってる「ダンススクエア」っていう雑誌をアマゾンで購入。
そしたら,
読んでる!!!
本当に読んでるよ!!!!
雑誌に掲載されている阿部亮平くんのインタビューも読んでみた。なんでも,ダンスや歌があまり得意でないらしく,ジャニーズの中での立ち位置について悩んでおり,ジャニーズのお勉強マンとしての地位を確立するため,仕事を半年休んで一般入試で大学(上智らしい)に現役合格した努力家らしい。イケメンで背が高い阿部くんのスペックでも,ジャニーズの中では埋もれてしまうという危機感を感じるほど,競争が激しいってことなんだなきっと。あるいは,歌もダンスもかなりイケてても「まだまだ」って思える向上心のなせるわざなのかもしれない。
体脂肪率とか一桁でジュニアでそこそこ活躍してて,その上でPythonやるんだぜ。Pythonやってるオッサンが筋肉鍛えてるのとレベルが違うんだぜ。そういう子がPython選ぶ世の中なんだぜ。普及を超えてコモディティ化してるよPython。
「Pythonできます」
「ジャニーズの子もやってるらしいけど,キミはイケメンでダンスとか歌できて向上心も満点なの?」
「ゴメンナサイ」
って会話が成り立ちかねない世界において,古参のPythonistaはどのように闘っていけばいいというのか。今回の一件を嫁に自慢したり,息子が通ってるプールの待合室で周りに聞こえるようにひとしきり喋ったりしながら,そんなことを考えたりしたのでした。もはや「Pythonやってます」ってだけでクールな時代はすっかり過ぎ去って,Pythonで何をやっているのか,もっと言うと,どんな価値を生み出しているのかまで考えてはじめてクールってことになってきているんだと思います。
あと,阿部くん応援してます,Python教えます。
そして後日談がwww。