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Code Readingを始めるための5つのTips - あるいはミームとしてのCode Reading

先週の金曜(2008年7月25日),ミラクルリナックスさんの会議室をお借りして,三回目となるPython Code Readingを開催しました。今回も40人近い参加者を迎え,後半の懇親会もとても盛り上がりました。ご参加いただいた皆さん,ありがとうございました。

達人たちが書いたソースコードを読み解きながら,技を盗み,Python的なコード記法や開発手法について学ぶ,というのがPython Code Readingの趣旨です。この勉強会,カーネル読書会をはじめとする同種の勉強会をモデルにしていることは言うまでもありません。同じ文脈で言うなら,DjangoやPylonsをはじめとするPythonの他のコミュニティ,Ruby,Perl,PHPやJavaなどでも,同種のイベントが開けるはずです。

私自身,このイベントをはじめとして,Pythonの大規模イベント,毎年夏に開催されるLLイベント,日本PostgreSQLユーザ会のカンファレンスなど,多くの大規模イベントを主催したり,運営側として参加する機会があります。そのような経験を通じて感じることは,イベントを運営するための必要条件の多くは「ノウハウ化できる」ものが多い,ということです。「Code Readingはじめたい!」という意志がありさえすれば,誰でもイベントを主催することができます。マッチョである必要はありません。人付き合いはできた方が理想ですね:-)。サービス精神があればなおよいですし,利己的よりも利他的である方が,人がついてきます。

Code Readingのようなイベントを始め,続けるためのTipsをまとめてみました。

一貫性を持つ

まずはイベント全体を貫くテーマを設定しましょう。テーマはイベントに一貫性を与えてくれます。一貫性があるイベントには,かならず一定の参加者がついてきます。なるべく具体的なテーマであることが理想です。「Djangoのコード読む」「Plaggerのコード読む」「tDiaryのコード読む」など,具体的なフレームワークやプロジェクトを設定すると良いかも知れません。

良い会場を確保する

オープンソースな企業に知り合いがいれば,会議室を貸してくれるかどうか聞いてみましょう。意外にオープンに対応してくれるはずです。規模が小さいなら,無線LANが使える居酒屋を会場にするのもアリです。Code Readingのようなイベントであれば,プロジェクタがなくてもなんとかなります。ルノアールのように割安の会議室を使う方法もあります。ただし,できるなら会場費はかけないようにしましょう。会費を集めるにしても,できるかぎり一回で使い切りにするようにしましょう。お金が残ると,管理の手間が増えるし,無用なトラブルのもとになります。

定期的に開催する

奇数月,第n金曜日,のように,定期的に開催しましょう。そうすれば,参加者希望者が予定を立てやすくなります。イベントに繰り返し参加してくれる「リピーター」をより多く獲得できます。イベントを始めた直後は,あまり多くの参加者を得られないかも知れません。しかし,定期的に続けていれば,徐々に参加者が増えてゆくはずです。

他のイベントにスタッフとして参加する

イベント運営のノウハウを得るための一番の近道です。告知の仕方,講師の確保の仕方など,イベントを運営するには細々としたノウハウが必要です。この種のノウハウを学ぶ一番の近道は,実際に同じようなイベントに行ってみて,スタッフに話を聞いたり,自分でスタッフとして参加することです。

長く続けることを目指す

準備が大変ならペースを落としましょう。自分の手に余ることがあったらできる人を連れてきて頼んでしまいましょう。思いついたように始まって力尽きて終わってしまう勉強会には意味がありません。頻繁に開催しなくてもよいから,長く続けることを目指して下さい。

Code Readingという勉強会の手法自体は,良質な技術を伝搬するための「ミーム」といえるかもしれません。 いろいろな場所で,いろいろな言語やフレームワーク,ライブラリのCode Readingが開催されるといいなと思います。
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python
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