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新婚家庭でわんこを飼うべき5つの理由

新婚家庭でわんこを飼うべき5つの理由

今年の2月に妻と入籍をして,すぐにわんこを飼い始めました。これまでの約半年を振り返ると,「ほんとうにこの子がウチの子になってよかったなー」と思える出来事が沢山ありました:-)。わんこのおかげで二人の生活が楽しいし,兄弟,親との関係も円滑に進んできた。

わんこがいると生活が潤い,人間関係がうまくゆく,というのはどんな家庭にも共通して言えることなんじゃないかと思います。特に新婚家庭において,わんこが果たす役割は大きいと思う。わんこがいかに新婚生活を助けてくれるか,5つほど理由を挙げて,説明してみたいと思います。これは立派なライフハックだ。

 

1. 共通の目的ができる

結婚をしてしばらくは,結婚式や親戚への挨拶回りがあったり新婚旅行があったりと,夫婦共通の目的があり,忙しいながら連帯感が生まれて楽しく幸せな日々が過ぎてゆきます。しかし,新婚旅行が終わると,急激にイベントが少なくなり,共通の目的を持つ機会が少なくなる。夫婦のどちらかの仕事が忙しくなったりして,一緒に過ごすこともだんだんと少なくなってきて,新婚気分も冷めてくる。ホントは子供ができるといいのだけど,こればっかりは授かりものなので,デキ婚でもないかぎり間を置かずにご懐妊,というわけにもなかなかいかない。

わんこを飼うとよく分かるのだけど,世話が大変。毎日,雨の日も風の日も散歩に連れて行かなければいけないし,遊んであげたり,餌をあげたりとなにかと手が掛かる。その反面,わんこの世話が夫婦共通の目的となります。新婚時のイベントがなくなった後でも,わんこの世話は持続的に続く。わんこを飼っている家庭では,生活の中心がわんこになって,会話が生まれたり,一緒に出かけたりする機会を生んでくれるのです。

 

2. 言いづらいことでも犬を通して言える

結婚をすると,何十年と他人として生きてきた人間同士が一緒に暮らし始めるわけです。交際時期には見えなかった相手のあんなことやこんなことが鼻についたりして,不平や不満が溜まって来ます。男性は特に,結婚後ストレスで痩せることが多いのだそう。言いたいことも自由に言えなかったりするからでしょうか。

そんなときにわんこを飼っていると,犬を通していいづらいことが言えて便利。「最近ビールが食卓に並ばないな〜,○○」とか「お母さん,結婚前の方がスリムで綺麗だったよな〜,○○」などと,言いたいことの最後にわんこの名前を補って言えばOK。「お父さん最近外呑みが多くて帰りが遅いよね〜,○○」と,奥様が同じ手法を使ってもGood。言いたいことをはっきり主張してストレスレス,かつ角が立たない便利な話法です。

 

3. 犬友ができる

わんこと散歩していると,散歩中の他のわんこと出会います。わんこの飼い主同士だと,自然に打ち解けることができて,よく会う飼い主同士は「犬友(いぬとも)」と呼ばれる友達になる。犬友の特徴は,犬を中心に人間がつながりを持つこと。犬中心に「○○君のお父さん」「○○君のお母さん」という呼び方をお互いするので,人間の名前はめったに覚えてないというのが不思議なところです。

結婚して,新しい土地に新居を構えると,土地に慣れるのが大変なことが多いですよね。評判のよい内科医はどこかとか,買い物はどこが安く,品揃えがいいか,などなど,知りたいことはたくさんある。散歩のついでに,犬友を通していろいろな情報をGetできるはず。

 

4. わんこが家族の雰囲気を察して間に入ってくれる

わんこは,家族という社会の中で,自分の立場を決めて行動する生き物。自分の属する「群れ」のバランスが崩れるのを嫌がります。わんこは家族の関係の変化に敏感で,たとえば夫婦が喧嘩していたりすると,仲裁するように二人の顔をぺろぺろ舐めに来たりする。あんまり酷いと,不和が原因で健康を害してしまい,夫婦喧嘩どころではなくなります。

家族の誰かが落ち込んでいると,心配してすり寄ってきてくれたりもする。そして嬉しいことがあったときには,一緒に喜んでくれます。

 

5. 癒される

ウチのワンコは,夜寝ている間はケージに入れています。毎朝家族が起きて二階からおりてくると,毎回まるで初めてのことのように嬉しがってくれる。わんこは長期記憶があまりないので,ほんとに毎朝,飼い主に再会できることを嬉しがっているんだと思います。お出かけから帰ってきても,お客さんが来たときも,どこかに出かけたときも,まだ生まれて半年くらいの小犬ということもあって,過剰なほど嬉しがってくれる。そんな姿を毎日目の当たりにして,とても癒されています。

わんことにゃんこの大きな違いは,「社会性の有無」だと思います。僕はにゃんこもわんこも飼ったことがあるのでよく分かるのだけど,にゃんこは自分中心の世界を作ってその中で行動します。一方わんこは,家族という小さな社会の中で自分の位置を決め,その位置を保つように振る舞います。新婚夫婦の間で「潤滑油」というか「触媒」のように振る舞い,人間同士の化学反応をよりよく促進してくれるのがわんこのいいところですね。

 

最後に,ネットで有名な言葉を引用してわんこブログのシメとしたいと思います。

 

子供が生まれたら犬を飼いなさい。

子供が赤ん坊の時、子供の良き守り手となるでしょう。

子供が幼年期の時、子供の良き遊び相手となるでしょう。

子供が少年期の時、子供の良き理解者となるでしょう。

そして子供がおとなになった時、

自らの死をもって子供に命の尊さを教えるでしょう。

 

子供が生まれなければ ねこ を飼いなさい。

ねこ が赤ん坊の時、あなたは ねこ の良き しもべ となるでしょう。

ねこ が幼年期の時、あなたは ねこ の良き しもべ であるでしょう。

ねこ が少年期の時、あなたは ねこ の良き しもべ でいるでしょう。

ねこ がおとなになった時、あなたはやはり

ねこ の良き しもべ のままでしょう。

そして、いつかそのとき、ねこ は自らの死をもって

あなたのこころに ねこ 型の穴を開けるでしょう。

 

その穴を埋めるには、また ねこ を飼うしかありません。

2011/08/30 (Tue) 09:02