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Euro Python 2009@Birmingham England, Day 2

by ats posted at 2009-07-02 16:56 last modified 2009-07-02 17:00

バーミンガム暑い。30度くらいある。湿度が低いので過ごしやすいんだけどね。

二日目は,キーノートに名前を知った方が現れたりして一日目より楽しかった気がする。

  • 朝イチのキーノートは,Thinking in Javaなどの著書で知られるBruce Eckelのトーク。C++,Java,Rubyなどプログラミング言語を比較して,Pythonの特徴やすばらしさについて探るような内容。
  • BruceさんはC++標準を決めるANSI/ISOの委員をつとめていて,Javaの仕様策定にも関わっているような人で,いわば言語オタの神様みたいな位置づけの人だと思う。そんな人の話が聞けるのは超ラッキー以外のナニモノでもない。
  • Java本やC++本を書くのはもううんざりのようで,いまPython 3とデザパタの本を書いていると言ってた。
  • Pythonの高速化ソリューション(JITコンパイラ)Psycoや,Stackless Pythonの作者Christian Tismerさんのトークがあったので聞いてみた。Psycoはもともと他の人が作っていたモノを引き継いだプロジェクトで,今はスポンサーがついて開発を続けていられるらしい。コードの内容はとても複雑で,オープンソース的な開発は難しそうだけど,一緒に開発してくれる人が欲しい,みたいなことを言っていた。
  • Psycoのベンチマークをしていたのだけど,ジェネレータを使ったデモがPure Pythonの200倍(!)早いという結果を出していた。
  • 昼のキーノートは,Bletchley ParkのSimon GreenishとDr Sue Blackのトーク。Bletchley Parkというのは,か計算機科学の父と言われるアラン・チューリングが働いていたところ。チューリングはドイツの暗号を解くための仕事をしていた。コンピュータにとてもゆかりの深い場所。
  • 現在は博物館になっていて,独立採算で運営されているらしい。ただ,施設が老朽化していて,たとえばチューリングが働いていた施設は屋根が落ちそうになっているとのこと。人員は普通の博物館の1/3くらいで運営されていて,効率化は追求しているのだが,お金はもっと必要,と言っていた。
  • 博物館の教育プログラムで使うために,当時使われていたドイツの暗号機「エニグマ」を修理して使っているらしい。現地に実機を持ってきていて,Historical Genuineな機会の周りには人だかりができていた。僕は写真を撮りまくるだけでなくちょっと触ってみたりした。
  • ライトニングトークの最後には,昨日Skypeでの登場に失敗していた我らがBDFLGuidoが再度登場。10秒くらい音声にディレイがあるらしく,「ここは重力が弱いし空気が薄い」などとジョークを飛ばして受けをとっていた。
  • SkypeはノートPCで動かしていて,担当のスタッフは30分くらいかけて準備をしていたのだけど,そのあいだにバッテリーが少なくなっていたらしく,Guidoが話しているウチにノートPCが落ちてしまった。

さて,例によって写真をスライドショーでどうぞ:-)。

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