昨日の夜,吉祥寺にあるジャズ喫茶「MEG」にて行われた「山中千尋のJazzドリル」というイベントに行ってきました。山中千尋さんのライブは何回か行ったことがあるのですが,ジャズピアニストの彼女がおしゃべりメインのイベントに出る,ということでとても楽しみにしておりました。
イベントの内容は,千尋さんとジャズ評論家の岩浪洋三さん,寺島靖国さんを交えてトークをする,というもの。千尋さんが人身事故のために30分遅れて登場。さらに岩浪さん,寺島さんが遅れたため,最初のうちは山中千尋ワンマンショー状態で,普段持ち歩いているらしきiPodからお気に入りの曲をかけながら,曲にまつわるカオスなお話が30分ほど続くという状態でした。評論家のお二人が登場してからは,さらに話の内容がカオシックにかつオタッキーになって行ったような気がする。あと毒のある内容が多かったような気がした。休憩を挟んでイベントの最後の方になると,みなさんかなりノリが良くなってきたようで,海外ツアーの苦労話とか,学生時代の話などなかなか聞けなそうな話がたくさん飛び出してきました。この人は外見は可憐なジャズピアニストだけど,音大を卒業してからバークリー音楽院に乗り込んで主席で卒業して,ニューヨークなんかのライブハウスでブイブイ言わせてたような人で,そういうバックグラウンドを知っていると,さらりと話した苦労話もすごく重みがあって聞こえてくる。世の中にはたくさんすごい人がいて,その中の一人が目の前かつ至近距離で話してる,そんな不思議な空間でした。小さなハコはいいなあ。
知ってるアルバム,知らないアルバムがたくさん出てきた。最後の方に書けてたペトルチアーニのライブ版はすっかり見落としていたのでこんど機会があったら買ってみようと思います。