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SpamBayes

SpamBayes

いいかげんスパムがうざくなってきたのでSpamBayesをインストールしてみた。バージョンは1.0 rc1。

Spamらしきメールに特別なヘッダをつけてくれる。また,Proxyとして動作させることができる,Webの設定インターフェースがある,インストールが簡単,Pythonで書かれている,などの特徴がある。

インストールにはPython 2.2以上が必要(mail.Messageとかつかっているので,たぶん)。インストールは,

$python2.3 setup.py build
#python2.3 setup.py install

でオッケー。

とりあえず,メールサーバとおなじサーバ上の別ポートでSpamBayesを稼働することにする。

インストールが済んだら,あとはサーバを立ち上げてWebインターフェースから設定を行なうんだけど,最初はlocalhostからしか繋がらない設定になっているので,サーバを立ち上げたあと,シェルからw3mをつかってWebインターフェースへの接続先を設定。その後,クライアントからSpamBayesの設定用Webインターフェースに接続して設定しました。

設定をおえたら,メールクライアントのPOPアクセス用のポートを変更,あとは普通にメールを読む。メールが入ってきたら,SpamBayesのWebインターフェースから,「こいつはSpam」「こいつはHam」といった風に人間側で「教育」をすれば,Bayes理論に則ってスパムと判定したメールにヘッダをつけてくれます。振り分け条件でそのヘッダを判別して,振り分けるというわけです。でも,いちおうSpamとして振り分けられたメールは確認しています(なんとなく怖いので)。

日本語のメールも添付メールも問題なく読めます(ただのProxyなので当たり前だけど)。ただ,学習(Review)画面に表示されるメールのヘッダのBエンコードはデコードしてくれているみたいだけど,日本語のサブジェクトは化ける。ISO-2022-JPのままになってるのかな。パッチあててみようかな。ていうかだれか日本語化してヒーローになりましょう:-)。

相対的に,意外とラクチンです:-)。

2010-08-27 04:26