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ビジュアルプログラミング言語 Illumination Software Creator

ビジュアルプログラミング言語 Illumination Software Creator

プログラミング言語Illumination Software Creatorを使うと,ビジュアルにプログラムを作ることができる。Illumination Software Creatorでは,コードを文字列として打ち込む代わりに,ウインドウやダイアログ,条件分岐やループといった部品を配置してゆき,部品同士を線で結ぶことでプログラムを作ってゆく。

サイトにいくつかサンプルがあるので,そのなかから具体的な例を見てみるのが早いかも知れない。たとえば,以下の「Hello World」を見てみよう。

アプリケーションが立ち上がると,変数に文字列をセットして,文字列をウインドウに表示,ウインドウが閉じるとアプリケーションを終了,という流れが部品を使って表現されていることが分かる。このように,部品をつなげることでプログラムを作ってゆくわけだ。

もう一つの例「Webブラウザ」を見てみよう。これはAndroidの環境を使ってWebブラウザを作る,という面白いサンプルプログラムだ。

こんどのサンプルでは,ウインドウにイベントが定義されているのが分かる。ボタンがクリックされると,テキストボックスのURLにアクセスして,画面を表示する,という流れが部品を使って定義されている。

作ったプログラムは,Python(pygtkが必要)やFlash(Flex),Android(Java)用のプログラムとして書き出して,いろいろな環境で動かすことができる。グローバル変数しか使えないし,部品の数も限られているので,超絶的に複雑なプログラムを作るのは難しいと思う。しかし,プログラムの流れを視覚的に確認できるので,直感的にプログラミングができるし,なにより使っていて楽しい:-)。

トライアルバージョンなら無料で使えるので,ぜひ試してみてはどうだろうか。

2010-09-15 00:37