書籍を書くことの喜びは何種類かあると思うけど,書いた本が形になって手元に届く瞬間は間違いなく最もエキサイトする瞬間だと思う。著者構成の段階で,事前に限りなく最終成果物に近いものを手にするわけだけど,やはり書籍としてまとまったものを手にしたときの喜びというか感慨はひとしお。
執筆時のいろんなことを思い出しながらざっくりと読み返して感じたのは,前のより圧倒的に読みやすくなっていると言うこと。主に編集の方のディレクションが功を奏しているのだけど,内容もよくまとまったと思うし,なにより二色刷の本文は見やすい。図もかなり手をかけてリファインしていただいたり,リストにも細かくコメントや引き出し線を入れていただいたりした。見て欲しいところにパッと目が行くようになっていて,すいすい読み進められると思う。
写真をいくつか撮ってみましたのでご覧下さい。
週末から週明けにかけて,全国の書店に並び,みなさんに手にしていただけるようになると思います:-)。タイトル右上の赤丸は青になって見分けやすくなりました。背表紙にあるGuidoからのメッセージも健在ですよ。